1954年 福島県生まれ
1972年 日本光学工業株式会社( ニコン)入社
1999年 ニコンイメージングジャパン ニコンカレ ッジ推進課勤務
2019年 フリー
四季折々の美しい自然風景や花々を追いかけ、光や色合い、風や空気感などを意識しての作品作りを目指している。また被写体を見つける面白さと、出会いの新鮮さを求めての、街スナップや祭りなどの撮影にも力を入れている。今までに4冊の写真集と、 ニコンサロンなどで、多数の写真展を開催。ニコンカレッジなどの写真講座を担当。
写真展
1997年 新宿 ニコンサロン 「光の詩」
1998年 銀座 富士フォトサロン 「冬が来る前に」
2002年 新宿 ニコンサロンbis21 「牛久沼逍遥」
2005年 新宿 ニコンサロンbis21 「通り過ぎた街」
2008年 新宿・大阪 ニコンサロンbis 「落花流水」
2009年 六本木 富士フォトサロン 「冬の旅」
2011年 新宿・大阪 ニコンサロンbis 「季節は巡る」
2013年 仙台 ニコンプラザ 「季節は巡る」
2013年 新宿 ニコンサロンbis 「風止みの街」
2014年 仙台 ニコンプラザ 「風止みの街」
写真集
1998年 「光の詩」 (光村印刷)
2000年 「北の出会い」 (アドミックス)
2002年 「あかね色の沼」 (アドミックス)
2009年 「冬の旅」 (文化堂印刷)
自宅
〒300−1216
茨城県牛久市神谷6−5−42
TEL:029−874−1905
TEL:090-8461-4070(個人携帯)
e-mail:haganosekai@yahoo.co.jp
少し前に那須の古い家を入手し、月1回程度の頻度で出かけています。人も車もほとんど出会わないところで、のんびり気持ちのリフレッシュです。
雪解けのフクジュ草やカタクリに始まり、新緑に覆われる落葉樹、夏は蝉しぐれ、そして全山の紅葉へと、季節の変化は確実に進んでいきます。
暖炉の前で、チビリ、チビリやりながら、日記代わりに撮り続けているカットですが、そんな感じは伝わるでしょうか。
日本というこの島国は、面積こそ小さいながらも季節の繊細な流れがあり、四季という変化に富んで、風景写真の絶好の被写体にあふれているとも言えます。特別に有名な場所でなくても、光の変化や撮影のタイミング、季節の流れをじっくり見極めると、撮影者の個性が光る作品が作れるのではないでしょうか。「一期一会」の面白さが、風景写真では特に味わえます。
自然が作った花はすべて美しく、当然花だけを大きく撮っても写真にはなるのでしょうが、私は花を主役にしつつも、背景や周りの様子、咲いている環境などを少し見せ、感じさせながらの撮り方が好みです。主観的な撮り方と、客観的な撮り方の、中間辺りかもしれません。言葉を変えれば1枚の写真を見て、どのくらいの文章が書けるか、どんなイメージが膨らむかを気にしながら、シャッターを切っています。