1935年生まれ
横浜国大工学部を卒業後総合商社勤務をへてから、本格的に写真活動に入る。
鎌倉在住
二科会写真部会友、全日本写真連盟会員、日本写真協会会員
南信州,天竜川沿いの山間では八軒程の農家がカイコを飼っている。
そんな養蚕農家でカイコが繭を作り絹糸になるまでを追った。
安曇野で今でも細々と伝統の天蚕繭の生産が行なわれている。
クヌギの森に生息していた天蚕をこの地方では昔から飼育して繭を取って来た。
その美しい緑色の繭から作られる繊細な意図は貴重品であり、森のエメラルドともダイヤとも呼ばれ織り上がった布は一着分500万円程の価格で取引される。
長野県下伊那郡市田町を中心に、天龍川沿いの農家で作られている干し柿は市田柿と呼ばれ高級品として流通している。
市田と呼ばれる品種のやや小さめの柿だがなかなかの美味である。
人で不足で一時生産する農家が減っていたが、最近ではまた農協が中心にまた増産されているようである。