JPA正会員、賛助会員、協賛会社の皆さまにおかれましては、ますますご健勝のこととお喜び申し上げます。また日ごろより当協会へのご支援とご協力をいただき感謝しております。
さて、第13回JPA公募展の審査は、7月16日、17日の二日間、上野の東京都美術館にて行われました。
北は北海道、南は沖縄、そして下は10代、上は90代の写真愛好家から寄せられた力作の総数は2,285点。8名の審査員が長時間にわたって厳正に審査を行い、入賞45点と入選198点が選ばれました。
昨年、テーマ部門として、「日本の災害と復興」部門が新設されましたが、今年はこのテーマ部門への応募が多数ありました。これは、災害への深い関心と、写真を通じて復興のサポートをしたいという思いの現れでしょう。JPA展も今後もサポートを続けなければという意を強くしました。
もちろん、災害をテーマにした作品だけでなく、日常生活のなかの一場面をモチーフとした作品も数多くありました。身近な人や愛らしい動物、そして何気ないシーンには作者の愛着が込められており、見るものに親しみと気持ちの安らぎを与えてくれます。
次回の公募展でも本年以上に力作が並ぶことでしょう。どうぞ皆さま、このホームページ上ならびにJPA展各会場に足をお運びいただき、作品をご堪能ください。
第13回JPA展実行委員長 大島 登