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会員写真展案内

菅田隆雄写真展     「愛しき道祖神」

飛の美をもとめて   2017『樹越』

飯田樹写真展       海を見ていた       ━房総の海岸物語━

会員写真展レポート

佐治はるみ海中写真展                                                          2017年6月20日(火)~6月25日(日)  ギャラリー彩遊館

 佐治はるみ氏の個展「海中写真展」が開催されている。まず来場者は約30畳の「畳の部屋のギャラリー」という、意表を突く仕掛けで迎えられる。芸術文化の町、宝塚市の閑静な住宅街の一角、瀟洒な戸建て住宅で、きもの店経営の催事展示場とのこと。和室の落ち着いた広間に、半切・全紙など27点が海水のシアン色系統で支配する空間の中、世界の海から連れて来たカラフルな熱帯魚たちが乱舞し、6月の蒸し暑い空気をオアシス化する畳の部屋の臨時水族館の様相である。体操と水泳で基礎を造りながら30年のダイバーライフで撮り創り溜めた集大成展は見る人に充実した印象を与えている。特に近年のビッグタイトルの「大陽 月 空 海 大地のAMATERAS展 第19回グランプリ賞作品」や「Heart Art in LISBON 2016 でのポルトガル日本大使館賞作品」は、全作品の品格を高めるkey役を果たしている。また20年続けているという、プリント写真をキャンパスフォト化しアクリル絵の具で油絵風に仕上げた絵画調作品は、大勢のリアルな銀塩色フォト群の中で暖かさを加味させ、畳ギャラリ-の来客にくつろぎ感を加味させていた。

記:藤本光浩

 

第9回+αの会写真展                      2017年5月18日(木)~5月23日(火)             宝塚市立国際・文化センター ギャラリー1・2・3

 JPAの後援名義を受けていた、「2017プラスアルファの会写真展」がこのほど終了した。「JPA」という名称の認識度をより高めたいと、会員展・グループ展では「後援-JPA」を広めようという動きの一環である、一人が同じテーマで5枚以上、というこの会のコンセプトを踏襲し、今回は「霜と霧12点」「裏磐梯の秋景10点」「雪の寺社7点」「関西の火祭り7点」「心象アート10点」その他全76点、がA4~全紙で一堂に展示されたギャラリーは入場者の圧巻度を高めていた。

 特に、同じテーマのイメージがブロック毎に並ぶミニ個展はインパクトが強い、芸術文化の町宝塚市の閑静な一角で、心地よいBGMの中、各テーマ性を更に補完する80"のプロジェクタ-の映像と豪華なパンフレット調の目録で、小劇場で芸術祭を見た!との満足感をお客様から戴きスタッフの充実感も明日に繋がった。

記:藤本光浩

 

笹尾敏子写真展「刻の記憶Ⅱ」                  2017年4月21日(金)〜4月27日(木)              写真弘社 a’ ギャラリー・アートグラフ

   銀座の写真弘社のギャラリーで開かれた今回の写真展はモンゴル旧正月の生活ぶりや世界最古のイーグルハンターの生き様などを捉えている。

 会場には見渡す限りの雪原の中、日の出とともに民族衣装を身につけた家族たちが、厳しい冬を無事に乗り越えられたことを喜び合い、料理やお酒を振る舞う作品、アルタイ山脈で守り抜かれた4千年の歴史を持つ伝統と文化が残る、その地に女性初の鷹匠を目指す15才の少女と家族を捉えた作品など30点が展示されている。

 笹尾さんは「モンゴルは今回で7回目。4日間、着の身着のままで撮影しました。ちょっと辛かったですが、大自然に向き合うモンゴルの人たちのたくましさと優しさにふれ、頑張れました。こちらへ訪れるといつも日本の原点のようなものを感じます。これからも自然との対話を忘れず、自分の視点でモンゴルの取材を続けていきたい」と意欲的に話した。

記:山田信次

 

吾妻克美作品展「和響」                                                       2017年3月31日(金)〜4月13日(木)                                      ソニーイメージングギャラリー銀座

 会場には鎌倉、裏磐梯、山形の蔵王などで捉えた日本の四季を通した風景作品43点が展示されている。作品のサイズは横長や縦長の作品が多く、プリントは光沢を抑え、しっとり感を出していているのが特徴で、どの作品も和室の床の間に掛けても似合いそうだ。

 題材は花鳥風月が主体となっている。中でも鳥海山から捉えたと言う作品は、青く染まった山並みの上にほんのりと空をピンクに染めた満月の情景は日本画を思わせる出来栄えだ。

 吾妻克美(65才)さんは「東京で作品展を開くのは初めてです。会場には多くの方が訪れてくださり、作品集は出さないのですかとか、開催期間中4回も訪れる方もいて、大変嬉しいです。私は朝の青みがかった色が好きです。これからもこだわりを持って作品を作っていきたい」と笑顔で話した。

記:山田信次

 

※吾妻克美さんの同作品展は、5月1日(月)から31日(水)まで、八王子市「夕やけ小やけふれあいの里」の中にある前田真三ギャラリーでも開催されます。

 

KPC・それぞれの写真展’16                   2016年12月2日(金)~12月4日(日) 深谷駅市民ギャラリー2F

   JPA会員3人を含む7人の出展者による恒例の「それぞれの写真展」が開催された。今回も出展者は1人21点の作品で、それぞれのテーマに挑戦した。

 

出牛敏夫:テーマ「浅草めぐりの旅」

浅草寺を中心に、ロック街から千束通りにかけて取材。色彩豊かな街並みの奥に見え隠れする時代の流れを乗り越えてきたモノ、例えば伝統やそれを支える人たちの心意気などが伝わってくる作品であった。外国人観光客が急増し、そのニーズに応えるべく常に変化成長している浅草ではあるが、作者は「古臭さを残しつつ、心が落ち着く浅草であって欲しい」と話す。

 

福島博子:テーマ「谷根千」

梅雨の一日、根津神社を中心に谷中と千駄木を丁寧に撮影した、ほっとする下町の様子が感じられる写真たちであった。根津神社の境内は参拝者だけでなく、自転車で通り抜ける人、通り雨に雨宿りする人など、地域の人たちの生活路として親しまれている様子が見て取れる。同時に、薄日が射す濡れた参道を利用した作品は、悠久の時の流れを背景とした神社がもつ神秘性、神々しさを表現しているように思えた。

 

山田昇:テーマ「童子堂・花まつり」

秩父のある札所において、毎年こどもの日に行われる「童子堂・花まつり」。子供たちによって飾られた花御堂の中に古びた小さな釈迦像が祀られる。子供たちが甘茶をかけるなか、子供たちの無病息災を祈る僧侶の読経が境内を静静と流れる。過疎・少子化が進む秩父で、子供たちを大切に育てようとする親の願いが感じられる、素朴で心温まる祭りだった。

 記:山田 昇

 

第2回 JPA岡山サポーターPHOTO GROUP“ING”展         2017年1月17日(火)~1月22日(日) 岡山県天神山文化プラザ

 JPAの岡山サポーター(※)であるPHOTO GROUP “ING”の今回の写真展は、画像処理を学びはじめたメンバーなど26人が参加し、風景や人物など全紙大の作品1人2点を展示。来場者は1,869名に上り、「完成度が高い」「芸術性を感じる」といった声を数多くいただいた。

 展示だけでなく、「アザラシの赤ちゃん」(ネスコ/文藝春秋)や「螢 Light of a Firefly」(ワニブックス)など、動物写真で有名な小原玲さんを迎え講演会を開催。「好奇心を撮影の原動力にする大切さ」を学べるなど、写真展は有意義かつ大盛況のうちに終了した。

※岡山サポーター=JPA岡山展のために活動する山陽地方在住のJPA会員有志ならびに協力者の方々

                      

記:土居礼子、写真:萩原秀政

 

角田和夫作品展「マニラ深夜日記」               2016年11月11日(金)~12月1日(木)             ソニーイメージングギャラリー銀座

 これまで日本だけでなくニューヨークやウラジオストック、フランスなどでも個展を開催。国内外で高い評価を受けている高知県在住の会員、角田和夫さんの作品展に伺った。

「マニラ深夜日記」と名づけられた本展は、角田さんがフィリピンのデ・ラ・サール大学から教授として招聘された2014年から2016年にかけてマニラで撮影した作品で構成されている。

 タワービルが林立し大型ショッピングモールが並ぶ大都会マニラ。一方そこには物乞いをするストリートチルドレンの姿がある。富裕層と貧困層が入り混じるこの場所で、角田さんは、特に貧困層の暮らす夜のスラム街に興味を持ち取材を続けたそうだ。危険が潜む大人の世界とコントラストをなす、キラキラと輝く目で屈託なく笑う子どもたち。わずかな食事を分け合い肩を寄せて寝転ぶ家族など、厳しさと人間の温かさの両面を浮き彫りにした好作品が展示されている。

記:米山悦朗

 

大沢利裕写真展「タンチョウ~北の大地に生きる~」                 2016年11月11日(金)~17日(木) 東京ギャラリーアートグラフ

 日常、環境保全の業務に従事し、並行して希少動物を撮影し保護を発信する写真展の第四弾。

 今回は、日本を象徴する鳥・特別天然記念物のタンチョウの保護に貢献すべく写真展を開催し、北の大地(北海道東部)の厳しい環境下に留鳥として生息するタンチョウを紹介しています。

 尚、今回も写真展を通じてタンチョウ保護への貢献を目的に、来場者数に応じて、「関連環境団体」に寄付を致します。

 今後もこうした活動を通じて希少動物の保護に、貢献していきたいと考えております。

 皆様のご来場をお待ちしております。 

記:大沢利裕