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会員写真展案内

角田和夫写真展      哀糸豪竹(アイシゴウチク)

2020年1月22日(水)~

2月9日(日)

リコーイメージングスクエア銀座 ギャラリーA.W.P

会員写真展レポート

角田和夫写真展「NewYork-Night and Day」          2019年11月22日(金)~12月5日(木)              ソニーイメージングギャラリー銀座(銀座プレイス6階)

会場にはニューヨークの市街で撮った若い男女のキスシーンや銃を構える警察官、トランプタワーの前で笑顔を見せるガードマン、モデルを使ったピストルを持った女性などモノクロ作品50点が展示されている。

角田和夫さん(67才)は「初めての渡米がニューヨークだった。その時アメリカ人は豊かな表現力や芸術家を大切にする文化があると感じた。それ以来5、6回行っているが、トランプ大統領が就任したのをきっかけに、ニューヨークの雰囲気を撮影したくなりまた行きました。これからも機会があれば、また撮りに行きたいです」と強い意気込みを込めて話してくれた。

角田さんはモノクロフィルムで撮影し、自分で現像、プリントも暗室で処理していると言う。そんなところも見どころとなっている。

「これからもこだわりを持ってフィルムで撮影してゆきたい」と話していた。 

 

                   記/写真:山田信次 HJPI320600000873

 

籔本近己写真展   軌跡をたどるVol.10 11人の解語の花達    2019年11月6日(水)~11月10日(日)            BEATS GALLERY大阪江戸堀

今回は第41回KPC公募・写GIRL展の入選作品ばかり23点の展示と言う事で、普段のバイタリティ豊かな籔本作品群とは違い、KPCの審査委員の先生方の意向に沿った、ある方向のフイルターが掛かったような表情の女性美たちかな、と感じる展示内容であった。 玄宗皇帝が楊貴妃を言ったという、「言葉が解る絶世の花(美女)」、という解語の花の言葉通りの11人の美女たちが、スタジオなど室内の造られたタングステン光線にはない、直射光を避けた、柔らかな影の無い、光を浴びて、湖北や淡路島、岡山のダム、水際、岩礁、崖、などで、或いは橋梁や廃墟などで、計算された露出で咲き誇っている、女・女性・妖精・ニンフでありヒューマニイな麗花が籔本マジックで熟生されたいた。これらの他にも、大道具小道具アメニティ具備の全てを揃えて撮って応募した傑作が選外で多く在ることから、また、「なんで(選外)やねん展覧会」を企画中であるらしい、飾り気の乏しいビルの一室のシンプルなギャラリーゆえか飾られた女性美が冴え、JPA後援書の額も場を構成する一役を担っていた。

 

                  記/写真:藤本光浩(HJPI320600000791)

 

兼吉正純photoアート展Ⅳ アメンボ&旧東海道膝栗毛        2019年11月2日(土)~11月7日(木)            TOR GALLERRY 神戸

石灰岩、砂岩、石灰石等の粉石を染みこませた凹凸のある0.3~0.5mm厚のペーパーを使った、ざらっとした感触紙の作品で、和紙風でもなく、染料インク紙でもなく、顔料インク紙でもない、プレスコグラフイック紙(塗り壁調)で、中には金粉銀粉の蒔絵を施した作品もあり、モチーフが浮世絵の広重風宿場町や北斎風の富士などが半数を占め、さながら「工芸商品」というムードが強く、来場者がこれも写真?と言うのも無理は無い、だが「アメンボーとその波紋」を抽象的色彩背景に載せフレスコ調に仕上げた創作作品ではトレンデイな一面としてレパートリーに加えられていた。和調の飾り枠に収めた大小約70点が2Fへの階段壁に続く40㎡強の小瀬間な展示ルームに品良く作品が並んだ、神戸TOAロードの赤煉瓦の洒落たギャラリーであった、1Fでは絵画展があり、神戸・秋の芸術ミニパワーポイント、とでもいうか散策を愉しむ人々が訪れていた。昨年はブルーベイ横浜展にも出展しこれからもフレスコ作品で大きな老舗の展覧会にも出展して行きたい、との意気込みであった。                                                             

                   記/写真:藤本光浩(HJPI320600000791)

 

 

大沢利裕 写真展 越後路~野鳥の四季~             2019年11月1日(金)~11月7日(木)             ギャラリーアートグラフ

大沢利裕写真展「越後路・野鳥の四季」が、2019年11月1日(金)より11月7日(木)の日程で写真弘社・銀座アートグラフにて開催された。1日のオープニングパーティーには、JPS山口勝廣専務理事をはじめJPSの方々、JPAの金子理事の挨拶もあり、各カメラメーカー関係者などで会場は盛況となりました。

大沢利裕さんの作品というと鯨が代表されますが、今回は故郷を離れ幾星霜、故郷を離れ振り返った時にあらためて郷愁を感じ自身の故郷、新潟に生息する野鳥の世界と四季折々の自然の豊かさを皆様にお伝えしたい、との思いから、あまり目にすることのない珍しいショットを中心に展示されていました。

                

                記/写真:牧島ヒロミツ( HJPI320600001170)

 

 

メリーフォトクラブ写真展                  2019年10月18日(金)~10月24日(木)            大阪市立総合生涯学習センタ-ギャラリ-

藤本光浩会員のグループ写真展第15回メリーフォトクラブ展が盛況に行われた。

「写真は愉しんで撮ることで上達に繋がる」との藤本氏のモットーに沿い、ネイチャー、スナップ、鉄ちゃんからartなど、メンバー各自が取り組むテーマでの楽しいカットが、A2大サイズを主に46点で展示され、ふっと笑いを誘うシュール・レアリズムのブラックユ-モア作品などと共に、プロジェクターの大画面でも「楽しむ写真ライフ」を語り、会場を陽気なイベントムードで満たしていた。

 これらにプラスして、JPAセミナーの(棚井文雄氏の著作権とアーカイブズ/プロ講師による現代には不可避のPhotoshopレタッッチ)大型ポスターで、来春のJPA大阪展のPRも加え、休憩テーブル席には写真誌あれこれを侍らすなどの演出で、にわか造りの写真関連サテライトセンターの様相を呈し、追い討ちに出展作品サムネールを集めた、劇場・美術館での催し物パンフレット調-目録をお土産に手渡して来場者に「来て良かった」の充実感を煽っていた。またJPA後援名義使用許可証も会場を箔付けする一助となっていた。

                 記/写真:藤本光浩HJPI320600000791

 

中村輝一写真展 「写真で綴る中国の旅 Ⅲ 桂林」                        2019年9月24日(火)〜9月29日(日)                         SENKENギャラリー

今回の写真展で3回目を数える中村輝一会員の個展が9月24日(火)〜9月29日(日)まで仙台市内のSENKENギャラリーで開催された。

中国広西チワン族自治区で撮影された今回の作品は、風景の他チワン族の民俗・習慣なども紹介された旅行記となっている。

カルスト地形で有名な桂林の水墨画のようなモノトーンの作品がとても雰囲気よく仕上げられ、精巧で美しい刺繍の「壮錦」の様子や鵜飼の漁師、龍の背の棚田などの作品が並ぶ。来場していた御夫婦は「すばらしいの一言、中村さんの人柄が写っている人にも現れている」と感想をのべられていたのが印象的だった。次回の個展もきっと来場者を魅了することだろう。  

                  記/写真 : 梅津 聡(HJPI320600001007)

 

永田京子写真展 「Promenade」                 2019年9月20日(金)〜9月26日(木)               ギャラリー・アートクラブ

会場には心象的に表現した風景写真を中心に、全紙から四つ切りサイズのカラー作品23が展示されている。

今回は永田京子さん(79才)と孫の風間達至さん(23才)との二人の写真展となっている。

永田さんの作品は海の波や水面に映る模様など水景がメーンで、中には高尾山で捉えたかれんな野草の花が添えられている。一方、大学院生の風間さんの作品は風景や植物などで、中でも本郷のキャンパスで捉えた黄色く染まるイチョウの葉が強風に舞う作品は見事だ。また川崎の工場夜景を多重露光で撮るなど技巧を凝らした作品もあり、楽しい作品展となっている。

風間さんは「祖母の活力溢れる背中を見ながら育ちましたので、見よう見まねで数年前から写真を撮るようになりました」と話した。「これからも機会があれば、また二人の写真展を開きたいですね」と二人で微笑んだ。

                                  

                  記/写真:山田信次(HJPI320600000873)

 

籔本近己写真展「なんでやねん」、グル-プ展「KAPC第4回」  2019年9月11日(水)~9月15日(日)              Gallery Hommage

生駒山の麓、近鉄瓢箪山駅の近く、cafe 兼snackの長屋、壁に黒い紙を張り巡らした木造の家、芸術家仲間が集って作品を持ち寄る隠れ家のような空間に、キュートで明るいビーナス美の写真群が1F2Fにグル-プ展として在った。その昔ウイーンの都を元に広がった、新しいミュージックとクリムトに代表する新しい時代の女性画の総編を想うオマージュをこの瓢箪山に・・・そんな風にも感じた。一方、コンテストでの選外の作品が場所を変えて並び、モデル嬢と見直されていた、自分の入賞作品と見比べて、どう違う?解せん!、選外でも良いものは展示して見て貰おうと、それらを並べた写真展「なんでやねん」の個展、となった。その要因の一つに審査員が変わったこともあるらしい。籔本氏の女性美の映像は町のスタジオでのそれとは異なる、僻地の山野・湖畔・洞窟・朽ちた工場、廃校などで真の女性姿を追うからで、生きて居る!実感がある、そのためにはモデルの「生」をkeepするインフラと撮影のための「昭明」などのインフラが不可欠、そんな苦労の末の作品、選外で片付けられない、「なんでやねん」となるようだ。 

                   記/写真:藤本光浩(HJPI320600000791)

 

Photo樹光会 第21回クラブ写真展               2019年9月11日(水)~9月15日(日)             ぎゃらりー藤

この写真展は中山岩太やハナヤ勘兵衛など写真熱の高い芦屋市で、大阪芸大写真学科教授坂本繁樹(故)~同大学教授写真学科長南村康弘(故・JPA名誉会員)の連係で30年を経過する老舗の写真展、現在は藤本光浩(JPA理事)がその監修を受け継いでいる。そのメンバーには下記のような強者が居て、その言動は地域の写真愛好家達と絡み合い写真文化の裾野を拡げる役割を果たしている。

・大阪府知事賞と東京都知事賞を独り占めした、森原徳一郎(JPA会員)

・下記二つの国際展を獲った、土井巻子(JPA会員)

  2019FotoClub ProAra(ルーマニア)国際公募展 入賞、2019サロンダガールパリ国際写真展 入賞

・2019IFE国際美術協会第41回展「特選」の山本延子(キャノンフォトクラブ)

今回の写真展は、アジア・ヨーロッパと、関西圏の街中の洒落たsnapとネイチャーのカラフルで陽気な作品群とし、また当初から継続している毎年クラブテーマカラーを設定しそれに沿う表現写真という面白い企画の一角も造り、今年は「blue」を集め、総じて見る人に楽しさを誘う写真展であった。

 

                  記/写真:藤本光浩(HJPI320600000791)

 

千葉政明写真展「写真浮世絵」                  2019年9月6日(金)~9月12日(木)               富士フィルム大阪サービスステーション

 千葉政明氏の写真展「写真浮世絵」が開催中。5月の同タイトルの富士銀座ギャラリ-版とは、内容も違うところを作り、全紙に大全紙7枚を加え、画面を大きく臨場感を強めた全25枚とし、言わば新たに関西バージョンとして披露したあたり千葉氏の作品群の豊かさが顕れている。未明早朝ひとけの無い空間に仄暗く浮かぶ深山幽谷や神社仏閣の部分的な輪郭を捉え、全貌ラインは見る人の感性で闇を辿り創って貰うという撮影技術は、黒基調の壁にしっくりと馴染み、訪問帳の卓には「お香」が焚かれ雅びな涼感が「写真浮世絵」とのタイトルに調和している。これらギャラリ-全体の総合的なイメージ空間を構成するコンセプトは長年、入江泰吉門下・写真家集団・水門会で鍛えた表現の技ではと想われる。 今回はハッセルとフイルムでの作品を編集したとのこと、言わばおとなの写真を見た写真愛好家の口づて効果も、大阪で最も至便の心斎橋、と言う地理冥利でこのあと訪問数が期待されるところである。

 

                 記/写真:藤本光浩(HJPI320600000791)

  

森公夫写真展「木のこころ」                 2019年9月6日(金)~9月12日(木)              ギャラリー・アートグラフ

森公夫さんの「木のこころ」写真展が、東京銀座のギャラリー・アートグラフで開催されている。「巨木の荘厳さや神秘さにひかれ、見ているうちに根、幹、枝の形の面白さに気づいた。」と本人の話。木は生まれたその地から動けず、風雨雪土石に耐え独特な姿になる。それは、「木のこころ」の表れであり、生き様でもある。約4年半に撮影した全国135の木々から、演者30点(2枚組)を選び、展示してあります。作品の質感も良く、表現も面白く、生きた作品ばかりです。何といってもタイトルの付け方にユニークさがあり、思わず笑ってしまう作品もあります。「木のこころ」、「演者」という内容にぴったりの作品内容です。

 

                  記/写真:伊藤和徳(HJPI320600000906)

中村輝一会員のグループ「隗」四人それぞれの写真展       2019年8月20日(火)〜8月25日(日)             東北電力グリーンプラザ ギャラリーS

グループ「隗」と名付けられた写真展が2019年8月20日〜8月25日まで仙台市内の東北電力グリーンプラザで開催された。中村輝一会員とJPA展の入賞者で構成されたこのグループは、JPA展2016で仙台市教育委員会教育長賞の鎌田利明氏、2017仙台市長賞の今野響児氏、2018銅賞の千葉精一氏が集まった今までに無い新しくも異色の四銃士だ。初めて聞いたときには「なぜその4人が?」と思ったものだが、各4人は以前からの知り合いだっり、偶然にご近所どうし、JPA展の懇親会で意気投合など、それ以降も飲友として親交を深められたらしい。中国の故事「隗より始めよ」がグループ名の由来だそうだが、今までの写真人生を振り返り今後の創作のために刺激を与え合い、そして自分を見つめ直し新たなスタートにするためこの名になったなのだとか。会場には4人の個性を十二分に伝える作品が並び入場者も1700人を数えとても盛況だったと聞いている。中国の「燕」昭王のもとには郭隗の予言通り賢者が集まったことだろう。このグループ「隗」にも、さらに異色の作家が集う写真展になってほしいと望んでやまない。

                  

                   記/写真:梅津 聡(HJPI320600001007)

宮内勝廣写真展  「黄昏のアベニュ ~歩いて撮ったパリの情景~」      2019年8月23日(金)~8月29日(木)                                  a'ギャラリー・アートグラフ

会場にはフランス・パリの黄昏の街並みを歩きながら撮影した半切の作品30点が展示されている。

 宮内勝廣さん(70才)は「常日頃からパリの街を歩いてみたいと思っていましたが、昨年日仏友好160周年記念の年に、エッフェル塔の近くのギャラリーに写真を出展する機会があり、希望がかないました」と嬉しそうに話した。

 作品には木々の葉陰がビルに映る陰影の美しい作品やパン屋さんの店先の様子、街中での演奏者など、さりげなく捉えた写真展になっている。宮内さんは「パリは夕暮れが似合う街だと思います。私が訪れたのは晩秋の頃でしたので、また機会があったら違った季節に訪れてみたいですね」と微笑んだ。

 

                  記/写真:山田信次(HJPI320600000873)

 

吾妻克美写真展「和響」                                                        2019年7月19日(金)〜28日(日)                                  Artgallery杜

2019年7月19日〜28日まで仙台市内のArtgallery杜で、吾妻克美会員の写真展「和響」が、今月初旬に開催されたヒルトン東京での個展を地元仙台で引き続き開催された。会場には流れるように考えられたフレスコ印画紙による作品約30点が配置され、個展ならではの展示方法となっている。個々の作品に対しても主題・モチーフ・背景と一つ一つ丁寧に来客者に説明され、さらに技術とセンスに裏打ちされた細やかな仕上げにも吾妻会員の繊細さをうかがうことができる。日本画の掛け軸のような1:2.5の画面比率に四季の風景を絶妙なバランスで切り取り、花器に花を生けるように表現されている。侘び茶の千利休も茶花として取り入れていた竹の花器に投げ入れるように生けた「抛入花」。その「抛入花」をモチーフに撮影された竹と椿の作品が訪れていた女性の注目を集めていた。

華道、茶道、日本画もそして吾妻会員の作品もすべて「和の美しさの追求」なのだと感じ、華道、茶道、日本画、吾妻氏の作品が響きあう写真展のタイトル「和響」なのだと改めて知った。

                   記/写真:梅津 聡(HJPI320600001007)

 

籔本近己写真展 軌跡をたどる Vol9                                      2019年7月3日(水)~7月7日(日)                                          BEATS GALLERY

ポートレート女性像、全60数点、その全容を紹介したく掲載フォトイメージにできるだけ集約している。

年間の集大成、一見して圧巻、そのパワーに感嘆する、この展示に持ち込むための細やかで執念の知力・技術等が偲ばれる。それら要素変数は想像を超え多岐で、その根底には「女性」が在り、モデル達の衣装・食料等のヒューマン的な環境/天候への考察/ネイチャー・街角・建物・地形等の撮影場所/照明装置や発電機を含めた電源・大道具小道具/一行を運ぶ車両や道程/等全てのspecを企画調達することで写真を撮ることができるonly-oneの映画監督兼助手。そしてA2A3A4のサイズとカラー・グレイ・BWのイメージに合わせ自で半光沢・マット調にプリントし、木枠・アルミ・ペーパ等での額装を経て事務部屋をプロデューサとしてartの館に装飾し日の目を見た訳である。この個々のしなやかで艶やかな女性達が、籔本氏のタクトで総合的に組み合わされオーケストラのように「女性美」を演奏する、そんなオーラを感じる写真展である。JPAの後援名義使用許可書も正面に在った。 

                                                    

記/写真:藤本光浩(HJPI320600000791)

 

西山百合子写真展「京の女たち」                                            2019年6月28日(金)~7月4日(木)                                        富士フイルムフォトサロン大阪

通りすがりでは撮れない写真が並んでいる。花街や置屋に入り込み、舞妓さんと会話し、彼女達の稽古場やお座敷の芸事だけではなく、周囲の人への心配り、立ち居振る舞い、作法、などをしっくりとしなやかに身につけていくなかで、その可憐さ可愛さ、だけでない「京の女」の生き様を追って十余年、ライフワークとして取り組んだ作品群である。中村喜之助氏に師事し約20年、習得しながらの撮影技術とご自身の日本舞踊からの蓄積した経験知識を練り合わせ、地方から単身で京都に来て京に生きていく各々の人生をにじみ出させている。全紙半切を半々に組合せ全19枚、同フロアーの他の写真展とは次元が異なるゆえか、ひときわ浮かんでいた、遅梅雨で本降りのしっかり雨、G20で制限され珍しく車も人通りも無い、大阪本町大通りの日曜日、それでも富士サロンには写真愛好者は寄って来る、掲載フォトは来られた人達の目線の多さに従ってアセンブリしたイメージ。またご本人は体調不良で休養中であったがたまたま顔を出された時のカット。

                                                記/写真:藤本光浩(HJPI320600000791)

 

鍋島タモツ・佐治はるみ写真展「空からx海から」        2019年6月25日(火)~6月30日(日)               ギャラリー篝火(かがりび)JR芦屋駅前

写真展「空からx海から」が、JR芦屋駅前のこじんまりとした人気ギャラリー「篝火」で開かれた。

ドローンパイロットの「鍋島タモツ」氏がフイジー諸島などで撮り溜めた4kカメラでの目が覚めるように輝いた、海・空・小島とそこに居る人影、などさながらアドベンチャー映画の序幕シーンを想わせる作品群を、半切サイズやSMサイズで壁や棚に約20点、また、世界の海を撮り続け、「AMATERAS展 第19回グランプリ賞作品」や「Heart Art in LISBON 2016 でのポルトガル日本大使館賞作品」等のビッグタイトルを持つマスター・ダイバーの海中写真家「佐治はるみ」氏が、全紙サイズやSMサイズでこれまた十数点「まるで空を飛んで続きに海に潜る」のような異次元空間が瀟洒な芦屋のギャラリー内で創られた。鍋島氏は一般社団法人芦屋写真協会創設者の一人、人気写真家のお二人のこと、入場するお客さんもあとを断たたず、それぞれの希有な苦労話に盛り上がり満たされていた。

記/写真:藤本光浩(HJPI320600000791)