ホームページ管理上のお知らせ

本ホームページへの記事掲載については下記の原則を適用しておりますのでご理解のほど御願いいたします。

 

1. 公序良俗に反しない限り、提供いただいた原稿はそのまま掲載しています。(当協会としての大原則である”表現の自由と責任”を尊重するため)

2. 原則的に、6ヶ月以上たった原稿は”特に依頼のない限り”削除します。(サーバーの容量と管理上の理由による)

3. 2013年3月以前の旧ホームページは、2016年3月31日をもって削除いたしました。(2013年3月でのホームページ作成者交代に伴い、作成ソフトが変わっているため)

会員写真展案内

米山悦朗写真展     「狐の夜祭り」

泉満明写真展「橋の物語」

笹尾敏子写真展      「日本の自然」最優秀賞  受賞記念展

星欣男写真展      「ぎゅっーと千葉 2」

ニュース

JPA岡山展レポート

 第28回JPA岡山展が岡山市天神山文化プラザにて、2018年4月10日~15日まで行われ、今年も2,247人ものたくさんの来場者数に観に来てくださり、大盛況のなか盛大に終了となりました。

 岡山展は2016年から開催していまして、初回から大盛況で、今年で3年目になりますが、毎回2,000人を越える来場者数で、今では岡山での超人気の写真展となっています。また期間中は、可愛い小鳥の今シマエナガちゃんの写真家である小原玲さんの写真セミナーも行い、こちらも大盛況大成功でした。

記:萩原秀政

 

菅家令子会員、講演会レポート                  新潟オープンカレッジ29年度下期教養学部第5回講座

   平成30年3月22日、西新潟市民会館内(小針青山公民館)において「芸術は難しくない~誰でもわかるシンプルなものです~」と題し、洋画家・創作写真家の菅家令子さんからご講演をいただきました。

 前半は芸術家とはとかくビジネス感覚のない人が多い中、どうしたら売れていくか、マネジメントと宣伝力の大きさが時には必要ということをゴッホやピカソ、草間弥生、篠山紀信、岡本太郎等の作品や生き方を例にお話しされ、高値に吊り上げる業界や宣伝に惑わされず、何にもとらわれない自分の目で観て、純粋な気持ちで感動することが大切だというお話でした。

 後半は「芸術とは何か?」をプロジェクター・プリントを中心に1995年ニューヨークでの個展時のカタログ兼写真集の「女R―1」の出版に往きつくまでのご自身の環境や苦悶の中から「芸術」は生の極限であるエロチシズム(エクスタシー)の表現であり生理と本能を揺り動かすものと気付き、その時の心情に従い表現することが純粋な芸術として創作されたこと、また「泣く・笑う」に理屈や上手下手はない等の「芸術」には理論や流行があってはならない等のお話でした。

 その後「JPA」の紹介と入選作品の多くが西区の方で今後の期待が大きいとのことと締めくくられました。

 いくつかの質問もあり楽しく活発な講座でした。

記:西新潟オープンカレッジ運営委員 矢部節子

 

久野鎮会員、講演会レポート

  3月16日、TKP池袋カンファレンスセンターにて、久野鎮会員の講演会が開催された。冒頭の「私は写真家ではなく、フォトコーチです。写真を撮る職人と思っております」という自己紹介をはじめ、非常に示唆に富んだ有意義な内容であったため、以下に要約させていただく。

 

*写真を撮るにあたって:

「何を撮りたいか」「どう撮りたいか」によって、カメラやレンズを選ぶことが重要。講習会などでは、持っている機材を全部リユックに入れ、まるで家出をしてきたかのような様子で来る方がいるが、それらの機材は結局ほとんど使われないことが多い。

*カメラ業界の潮流:

写真を趣味とする方が高齢化し、女性も多く参加するようになってきたので、コンパクトで軽く使い易いカメラが求められるようになった。カメラ業界もミラーレスカメラを開発研究して売り出している。

*カメラの選び方:

カメラは「自分の記録係」であるので「自分の言う事を聞くカメラ」を選ぶのがポイント。

*写真を撮る必要最低限必要な設定:

ISO感度、シャッタースピード、補正(+、-)。これらの操作が解りやすく被写体に対して瞬時に設定を変えられる事、それが良い写真を撮る事に結びつく。

*良い写真とは

見た人がカルチャーショックを受ける写真であること。写真は生ものであり、いつも新鮮でなければならない。誰かの物まねでは感動は与えられない。

 

*写真には次のような手法(撮り方)がある

①ドキュメント(現場写真):良い場面に出会って良い構図でシャッターを切る。これは自分の意思では無くプロもアマも「出会った者勝ち」である。

②ドキュメントの主役・脇役を自分なりに変えてみて(例:反対にしてみる等)料理する。

③味付けをする(プラスαで、色、光などを加える)。アッと驚く被写体は少ない。

 

*これらの条件をクリアするカメラとは

持ち運びしやすく、軽くて操作のし易いカメラを自由に使いこなすことが重要。久野会員はこの条件に適うのは「ミラーレス」とした。

各メーカーからミラーレスが多種多様に出ているが、それぞれ長短がある。同会員はその中でFUJIFILM X-T2で撮影した作品を大型モニターに投影し、一点づつ撮り方の説明や解説を加えた。映しだされた作品を拝見し、どうしてこのような写真が撮れるのかと驚いた。

 

   久野会員は語る。「私は、PCでのレタッチはほとんどしません。ほんの少し明暗、コントラスト、色相を補正する場合に限られます。撮る時に被写体とじっと向き合っていると被写体が色々教えてくれます」。なるほどと感心すると同時に、改めて写真の奥深さを思い知らされた。勉強になる、そしてとても良い時間を過ごせたことに感謝したい。 

記:堀節子

 

5回目のJPA米子展、開幕

 今回で5回目となる米子展、準備万端整え、3月17日に初日を迎えた。

 好天に恵まれ来場の出だしも良く、初日は242名、2日目の日曜日は280名に上がった。午後からは恒例のJPAセミナーで、 丹地保堯講師による「デジタル写真の未来は…?」というテーマで52名が熱心に受講した。

 夜は祝賀会が開かれ、48名が参加。そのうち半分は米子市長を始め鳥取県代表など、政財界とマスコミ、文化関係の著名人。半分は入賞者を含む写真関係者で、JPA本部からは遠路、津田会長、三輪副会長も参加いただき、会場は和気あいあいとした雰囲気とともに大いなる熱気に包まれていた。

 来賓のご挨拶の多くは「JPA展の素晴らしさ、そして今後も写真の先進地である米子市で引き続き開催を願い、支援する」という内容で、会場はいつも以上に盛り上がった。

 3日間の入館者数735名という盛況であったこともあり、昨年並みの鑑賞者数は期待できるものと、更に後半に向け実行委員一丸となってPRに努めようと決意を新たにした。(3月19日記)

記:福島多暉夫(JPA展 米子展実行委員長) 

JPA大阪展レポート

 第28回JPA大阪展、第15回JPA公募展が終了致しました。

2018年1月16日~21日までの6日間、1日多かったせいも有り昨年より268人多い1989人の人に見に来て戴いた。始めて、という方人も多く、まず今迄見たことの無い大規模の展示点数に感嘆し、50万円の写真の価値を認識し、会員の自由で巧みな技量に感動され、JPAへの入会希望者も何人か在り、その対応で実行委員が詳細説明に燃える一幕もあった。

 関西では、10日えびす祭の前後は、年間で最も極寒の時節となり、老人・子供は出歩かんほうがええ、と言われる程の厳しさとなる、本年も正に然り、インフルエンザ・喘息・腰痛などが巷にあふれ、テレビでも毎日注意喚起を促していた、そんな情況での芸術鑑賞である、秋や春の散歩がてらに写真展に行こうなどとは全く異なる。またこの美術館は孤立、周囲には芸術音楽を楽しむ環境は無く寒風を遮って呉れる建物すら無い、そんな中での1900人である、関西会員が、その傘下の組織に、お付き合いの知己や営業所に、友人に、せっせと指示し協力依頼し煽動を掛けた結果の動員数である。更に竹内祐三会員の、前回全来訪者総DM作戦が加わり、JPA関西会員の写真文化への熱い底力と義理人情パワーを改めて再認識した写真展であった。

記:藤本光浩

 

JPA大阪展懇親会大いに盛り上がる

 2018年1月16日、大阪展初日18時~、ホテルバリタワー大阪天王寺の宴会場バトゥール大阪にて、入選入賞者、賛助会員や来賓の方々、東京から参じて戴いた津田会長、三輪副会長、JPAセミナーの棚井理事、西林東京展実行委員長等のJPA幹部、JPA関西会員のメンバー、が一堂に会し、馴染みのある面々が揃った。

 最初に藤本大阪展実行委員長からの挨拶で、南村名誉会員のご逝去の知らせが有り、驚きの賛助会員も在りで居合わせた全員が故人の冥福を祈りその場で1分間の黙祷を捧げた。

続いて、超極寒のこの時期救急の病人が多く出て、その中に会場を盛り上げる筈の女性の司会者までもインフルエンザで倒れたとのハプニング情報があり、それを一人でカバーする関西の名司会者(藤吉氏)により、面白おかしく宴会は進行した。

 三輪副会長の乾杯で堰を切り、料理とお酒で、お互いの情報交換や再会の挨拶が始まり和やかに盛り上がって行き、入選入賞者の挨拶とJPA入会申し込み書を渡す頃最高潮に達した、そしてAPA/JPSの藤本俊一氏がJPA幹部と入選入賞者を並べ、JPAの未来を激励する挨拶のあと、例年通り会場全員で僅か一発の拍手の「一本締め」を決め宴会は終了し、JPA早津幹事の閉会の挨拶で拍手喝采で閉会した、皆様には極寒の寒空の中、燃えた笑顔で退場されていった。

記:藤本光浩

 

「街かどスナップを撮ろう」(肖像権!?)セミナーレポート

2018年1月16日(火)

JPA大阪展の初日、14時~

大阪市中央公会堂大会議室

講師:JPCA運営委員 JPA理事 

         棚井文雄氏

  

   写真を撮る機会が増える反面、肖像権や著作権に関するトラブルを過敏に怖れ、スナップ撮影が意欲減退気味、これを回復すべく、JPAとJPCAが連係して、撮影時の心がけやトラブル時の対応などを「街かどスナップを撮ろう」(肖像権!?)と題し第一回のセミナーを開催した。

 53名の受講者が集まり、その内の43%は、JPA以外の一般写真愛好家だった、これはJPAセミナーがカメラ人口の裾野に作用した証しであろう。

 まず、「スナップ写真とは、すれ違いざまの瞬時撮影が始まりであって、執拗に長かったり、また何度も繰り返したりの撮影行為による不審感を抑えるべき」と言う起承の言葉のあと、サンプル映像での判定を受講生に挙手を求め、聴講者参加型で眠気要素を排し、判例を元にした説明で進行させた。

「肖像権がある?ビルとは!」、「祭りでの、未成年者が主体の写真には要注意!」、

「露出度大の写真では公私や場所などの要素で判断!」、「肖像権という定義は刑法的には無いが、 民法などで加害者になる怖れあり!」、「犬など動物には肖像権は無いが、それが商業的な財産権を持つ場合もある!」、「コピーも品格と緻密さを結集した秀逸な作品では、新たな独創作品と看なす場合もあり!」、

 そして、トラブルに陥りそうになったときには、猥褻やストーカーなどの盗撮では無い!と毅然とした態度で主張することが事態を緩和する。撮影した作品をどのように発表・公開するかが問題、と結び、そのあとの数人の質疑応答を受けた。

 また、海外での撮影時の要注意事項は?、そのカメラが狙われていることを意識し、窃盗や襲撃の怖れもあり!と、日本人の超落款的平和感覚へのアドバイス、でセミナーは終了した。

 受講生達の拍手と充実感の笑顔と熱気が、真冬の夕刻に近づき少し冷えてきた会場を暖かくさせた。

記:藤本光浩

 

吾妻克美会員の写真セミナー「和響の世界」が開催されました

 去る平成29年11月8日、仙台市内のアーク仙台ビルにおいて、JPA会員の中村輝一さんが会長を努め米山光昭顧問が指導されている、杜の都フォトクラブが企画した写真セミナー「吾妻克美 写真講演会」が開催された。このセミナーは「和響の世界」と題されており、会場には63名の参加者が集まる盛況であった。

 吾妻会員は、平成29年4月にソニーイメージングギャラリー銀座にて写真展「和響」を開催されている。今回のセミナーでは、この個展が開催されるまでのエピソードや、コンセプトとしている「和」をテーマとした「はんなり」の解説、そして写真創作について大切に考えている事などを、作品一点一点を丁寧に示しながら時間いっぱいまで説明された。

 もちろん、吾妻さんの講演を聞いたからといって氏のような世界観を持てる訳ではない。しかし、「とてもいい勉強になった」と思っているのは筆者だけではないのは間違いない。

記:梅津聡

写真提供:鈴木久雄氏(第13回・第15回JPA公募展、宮城県知事賞・JPA会長賞受賞)

 

南村康弘名誉会員追悼

 名誉会員の南村康弘氏が亡くなられました。

 昭和29年関西学院大学経済学部を卒業、在学中活躍された写真部から朝日新聞社入社、報道写真部の責任者として国内外を駆け巡られ、当時の最高の技術インフラで最も希有な撮影機会を新聞社として表現する報道の重責を果たされた。

 そのあと写真界の各種団体に身を置きそれぞれの要務を歴任する中、多角的で奥深い、業界を取り巻く環境の息吹とや実情などの知識を修め、新聞社での経験実績とを合わせ、大阪芸術大学教授 写真学科長として教鞭を執られ、写真界へ新たな実力者達を送り出す後進の育成に力を注ぎ、大きく羽ばたいた教え子諸氏は数多く、写真文化を活気づける上方からの流れ、を構築された。

    SPIJ         一般社団法人 日本写真学会        1988年~29年間   正会員

    PSJ          公益社団法人 日本写真協会      1995年~10年間   理事・会友

    JSAHP    日本写真芸術学会                    1997年~6 年間   理事・評議員

    APA     公益社団法人 日本広告家写真協会   1998年~20年間  学術会員

 

  一方、街中の写真愛好家を増やし写真文化の根底を草の根的に拡げる、下方からの流れ、として 朝日カルチャーセンターに写真教室を創設され、以来32年間にわたり愉しい授業で受講加入希望者が空きを待つ人気のカリキュラムは続いていた。講義に係わる機材で、カメラは最新モデルを、パソコンはmac最上位モデルを常備、windowsもそつなく併用し、海外や国内の最新鋭画像ソフトをインターネットで購入し全て自力でインストールするなど、年齢を感じさせない読解力で新技術 を積極的に吸収し、講義内容に取り入れられた。

  そして多岐に渡る「写真」関連の活動の果てには、プロもアマも区別ナシで「写真を極める」とのJPAの事業概念に賛同し、終(つい)のフォトライフをJPAとその発展に託し、名誉会員に推され、公募展の審査員、JPAセミナー講師など、その拡がる名声で、新たな年は、改めて関西圏のJPAを大きく躍動させていこう、と関係者と共に意気込んでいた晩秋であった。

  人を悪く言わず、長所を助長し、美食家で酒豪、クラシックミュージックを好み、内外の「車」に精通し、ゴルフ、そして旅行家、秘めた撮影地をツアーコンダクターで周り、海外でも然り、5ヶ国語を自由にこなし言葉不安者達を引率するヨーロッパ主体の取材旅行は20年を超え、この秋も亡くなられる1月前に2週間のイタリア旅行を愉しまれた。

 そんな豊かで円熟なライフアイテムは全てに卓越し、ユーモアを交えた大らかな、人となり、とその生き様を心の師と仰げる、巨星で大御所的存在であった。  

   写真を愛し写真に尽くし写真に生きた素晴らしき故人の、ご冥福をお祈り申し上げます。

記:藤本光浩

 

第28回JPA展・第15回公募展、東京展がスタート           初日来場者は約700人

   第28回日本写真作家協会会員展・第15回日本写真作家協会公募展(東京展)が、東京・上野の東京都美術館でスタートした(東京展の会期は2017年11月24日まで)。

 公募展の規定が昨年から「他のコンテスト等で入賞、入選した作品の応募も可」となったことで、応募総数は3,065点で、今年も昨年の約20%増となった。その中で入賞、入選作品248点とJPA会員作品224点が会場に展示された。初日は約700人の来場者があり盛況ぶりを見せた。

 東京展の後は2018年1月16日から21日まで大阪市立美術館で大阪展、3月17日から25日まで米子市美術館で米子展、4月10日から4月15日まで岡山県天神山文化プラザで岡山展、4月20日から25日までせんだいメディアテークで仙台展として東京展と同じ内容で巡回展示される。

 公募展の表彰式は、東京展開催当日、同館講堂で開かれた。津田会長は「今年から創作部門が増え,応募点数も増えたことで選ぶのに苦労しました。来年は自然風景部門が企画されています。良い作品が集まることを楽しみにしています」と挨拶された。その後、表彰状が入賞、入選者全員に、会長、副会長から手渡された。

 最後にJPA大賞・文部科学大臣賞を受賞した砂﨑秀子さんは受賞の喜びの挨拶で「大賞をいただき喜びと感動で胸がいっぱいです。写真をはじめて10年になります。地元岩国市の錦帯橋をライフワークとして撮り続けていた中の一枚でした」と感極まり声を詰まらせ話した。会場からは大きな拍手が送られ閉会した。

 表彰式の後、懇親会が同館内2階のレストランで開かれた。公募展の入賞、入選者を中心に会員、賛助会員、協賛会社、来賓の方々170人ほどが参加して盛大に行われた。津田会長は「表彰式は、入賞・入選者皆様への敬意を表し、また遠方から来てくださった方々への感謝もあり、出席者一人ひとりに表彰状をお渡ししたため少々長時間となりました。私もそうですが、皆さんもお疲れになったり緊張なさったことと思います。この懇親会では、どうぞゆっくりと楽しんでください」と挨拶。続いて来賓の方々の祝辞をいただき、「皆様方はこれからもすばらしい作品を作ってください。そして協会の益々の発展とご活躍を祈念します」と米山光昭新顧問によって乾杯が行われた。参加者たちはお酒を酌み交わし、和やかにしばしの間、写真談義に花を咲かせ交流と親睦を深めた。

記:山田信次    

  

第14回JPA公募展の新潟県入賞、入選作品巡回展          2017年9月17日(日)~9月25日(月)              菅家令子アートギャラリー

 前回の第14回JPA公募展の展示作品のうち、新潟県在住者の入賞・入選作品を集めた展覧会が、JPA会員で公募展の審査員でもある菅家令子さんの発案で、新潟市内で行われた。  

 大賞の峯島モトコさんをはじめ、金賞の若林茂敬さん、銀賞の佐々木純子さんという上位入賞者が新潟県在住者。同県からは24人の応募があり、そのうち14人が入賞・入選するなど、地元の新潟日報紙では「驚きの快挙」と大きく報じられた。

 そのようななかで実現したのが本展である。会場となった菅家さんのアートギャラリーでは、9月19日に昨年の受賞者と今年の受賞内定者を交えギャリートークが開催された。本部からは津田会長をはじめ、三輪副会長ら数人の会員が応援に参加した。

 当日は30人以上の参加者で埋まった。受賞者は、作品の苦労話や自分の作品の方向性など、熱く語ってくれた。また津田会長の丁寧な作品の講評に耳を傾けていた。

 菅家さんは「今年は昨年の2倍の48人の応募者がありました。来年はもっと頑張りましょう」と雰囲気を盛り上げた。参加者からは写真の質疑応答が多くなされ、有意義なトークショーとなった。最後にJPAの入会と来年の公募展の多くの参加を呼びかけた。

 夜のパーティでは今年から協賛会社として加わっていただいた株式会社ケルヴィンの高野勝利取締役専務やギャラリートークの参加者たちと酒をかわし、写真談義に花を咲かせ、親睦を深めた。

記:山田信次

 

 

「樹光会」写真展 2017年9月20日(水)~9月24日(日)              ぎゃらりー藤

 写真が好きな熟練者達の第19回「樹光会」の写真展が、中山岩田やハナヤ勘兵衛らの芦屋カメラクラブで写真文化認識度が高い、芦屋で開かれた。

半切サイズを中心に30点弱、ヨーロッパ、アジア、近畿近郊、の街角スナップがメインの写真展である。それぞれの画面情景に欠かせない、その情景を生かす何らかのアクセントが、さりげなく画面に組み込まれ、イメージを引き立たせている。そのアクセントが無ければ単なる通りすがりの記録写真なってしまうであろうそのアクセントは、人や花であったり動物やモニュメントだったり、時刻や季節感のシンボル、だったりする。そしてそのアクセントがその情景に生きる絶妙のタイミングを逃さず、咄嗟に瞬時に「記録写真」から情緒が仄めく「作品」に変える、それがベテランの感性であり、その感性を実現させる熟練の「術」である。多種多岐の画風作品が並び、お客さんには重厚感・旅情や詩情感が高まり、見に来て良かったとの至福感が湧く。これらスマートで洗練された作品群のギャラリ-空間は瀟洒で閑静な初秋の芦屋の町に溶け込んでいた。「後援:JPA一般社団法人日本写真作家協会」の「承認証」がお客さんの目に止まりやすいところに掲示されていた。

記:藤本光浩

 

夢の配達人展2017、好評のうちに終了

 みなとみらいギャラリーに於いて、当協会の渡辺澄晴名誉会長、堀田義夫顧問が指導されている “デジタルフォト研究会” の写真展『夢の配達人展2017』が開催された。JPAからも、北川俊子さん、田崎龍一さん、堀井裕子さん、堀節子さん、渡辺脩子さんらが出展した。

 定例会で学んだ表現技法を駆使した前衛的作品、被写体の持つ力をありのままに表現したストレート作品、出展者60名、200点を超えるこれらの作品たちは、それぞれの写真家が「美」の追求に挑んだ成果であり、作家としてのプレゼンテーションでもある。

 会場を一回りしてみると、実に様々な表現による作品たちがコラボレーションし、デジタル時代に於ける写真の可能性を見せつけてくる。このような斬新な作品表現への取り組みを、「展覧会」というかたちで発表することは実に素晴らしき活動であり、写真表現者(写真作家)という存在を世に示し、「我々は何者なのか」という人類永遠のテーマを社会に問いかける行為であるともいえよう。

 “デジタルフォト研究会”に於ける、従来型(銀塩)写真とデジタル写真の垣根を越えた芸術表現への取り組みは、これからの写真家の、写真界の歩むべき道を示唆しているようだ。

記:棚井文雄 

 

「夢の配達人展2017」

会期:2017年9月12日(火)~9月18日(月)

会場:みなとみらいギャラリー

 

JPA岡山展、昨年より大幅増の来場者を集め盛況のうち終了

 JPA岡山展が、岡山県天神山文化プラザにて4月11日から16日まで開催された。

 本展の出品作品475点は写真会の王道を堪能できる絶好の機会であり、テーマ部門「日本の災害と復興」では 少し異なるアプローチで作品が紹介され、来場者数は昨年から約400人上回る2,618人となった。

 初日は、岡山アークホテルで懇親会が開かれた。津田一郎会長、三輪晃士副会長はじめ、中四国在住の入賞者、入選者にも出席いただき交流を深めた。

 会期中の4月15日には 蜂須賀秀紀JPA会員を講師として迎え、86人の来場者を集め、ステージイベント「個性的表現術」が行われた。来場者は「とてもわかりやすく楽しかった」と会場を後にされた。

 JPA岡山がここに生まれ2年。これからも進化し続けていきたいと思う。ご協力をいただいている皆様の心温まるご厚意に深く感謝したい。 

記:土居礼子 写真:萩原秀政

 

JPA仙台展、1,682人の来場者を集め無事終了

 東北エリアで2回目のJPA仙台展が3月31から4月5日まで昨年同様の仙台市青葉区の「せんだいメディアテーク」6階のギャラリーで開催された。

 会場には約500点の作品が展示され、中でも公募の「日本の災害と復興」部門の東日本大災害の被災地を捉えた作品は、来場者の目を引いていた。

 初日には交流懇親会が、仙台市内のスマイルホテル仙台国分町で同展実行委員のメンバー、来賓者、地元の写真家、仙台市在住の公募展入賞、入選者など33人の出席者のもとで、和やかに開催された。

 始めに、主催者の津田一郎JPA会長が「仙台展は東北のその後の災害復興の一環として、また皆様の力お借りし、仙台で一人でも多くの会員を増やせればよいと思い始めました」と開会の挨拶。また来賓の小野寺健仙台市会議員は「おばんでございます。仙台展も今年で2回目の開催となり、仙台の方々も多く参加してくださり、文化的なことですので、来年に繋がると有り難いです」と挨拶された。三輪晃士JPA副会長が「仙台の方々からJPAに大きな力をいただきありがとうございます」と乾杯の音頭がとられ、しばし写真文化に話を深め、仙台の方々と親睦を深めた。

 1日午後、せんだいメディアテーク7Fのスタジオシアターで、津田会長の土門拳賞受賞の写真集「奥の細道」の講演が行われるなど盛況であった。

 3月31日と4月1日の2日間で500人以上の来場者があり、会期中の総数は1,682人と仙台展実行委員長の梅津聡会員から報告された。前回の1,240人から大幅な増加である。来年も開催されることを願う。

記:山田信次

 

JPA米子展、好天のなかスタート

 鳥取県米子市で4回目となる米子展が始まって早や3日が経った。

 初日から好天に恵まれたこともあり、昨年とほぼ同様の好調な滑り出しで、現時点の入館者数は778名に上っている。会期中盤から終盤も更にPR作戦を展開し、入館者の増加を図りたい。とはいえ天気予報は雨模様とあり、来場者の足が鈍るのではないかと心配しているが、天気に負けず成功を目指すのみである。

 19日午後は芳賀健二講師によるセミナー、夕方からは恒例の祝賀会を開催。鳥取県をはじめ米子市、米子市教育委員会、文化事業団、美術館、そして文化団体、経済界、マスコミ等の代表者の出席をいただいた。JPA本部からは津田一郎会長、南村康弘名誉会員、藤本光浩理事が参加。大変賑やかな顔ぶれとなり、大いに交流を楽しんだ。

3月20日記:JPA米子展実行委員長 福島多暉夫

飯島篤名誉会員追悼

 飯島篤名誉会員が亡くなりました。

飯島氏は故三木淳創設会長がJPAを立ち上げる時の渡辺名誉会長、津田会長や私等を含め17人のメンバーのおひとりでした。当時、三木氏の自宅やホテルの集会場等で会合を重ねていたことを思い出します。協会の事務所に飯島さんの申し出により、事務所の一部を使用させていただくことも真剣に検討し、メンバーが下見に伺ったことも昨日のことのように覚えています。

 協会が発足してからは協会活動の実績として講演会に知り合いの文化庁の審議官などにも講師要請していただいたりと舞台写真家としてお忙しい中、協会の活動を役員として補佐していただきました。

 飯島氏は日本の舞台写真家のパイオニアとして、世界的な著名なピナ・バウシュや森下洋子、ヌレエフ、ジョルジュ・ドン、フェルナンド・ブフォネス、グラハム等の舞台撮影を数多く行なってきました。

 2011年、舞台写真展「舞台芸術を記録し続けた飯島篤、その半世紀のかけら〜飯島篤が出会ったフォトグラファーと共に綴る〜」として、横浜赤レンガ倉庫で様々の舞台写真や海外のダンス情報等にも接することの出来る大掛かりなイベントをされました。

 その時、飯島氏の舞台写真に対する姿勢が次のように記されていました。「私が約半世紀にわたり写真として撮影してまいりました舞台芸術全般のなかから、数十点を展示しています。写真はそれを撮影したカメラマンの作品ですが、こと舞台写真に限定していうならば、まずはじめに舞台芸術として創られた作品があり、それを写した結果にすぎません。シャッターを押したのは確かに私ですが、同じ空間で展開される舞台に心震え、指を動かされて捉えた(捉えさせてもらった)瞬間も数多くあります。被写体とともに躍りながら撮影した瞬間もあります。次はどんな動きで来るのだろう、どんなライティングで浮かび上がるのだろう、と予感し被写体と対峙するような心構えで撮影した瞬間もあります。 

 写真に共通していえるのは、瞬間を捉えたものということです。しかしながら舞台芸術は瞬間の芸術ではありません。それは演者だけの力で作り上げられるものではなく、振付家、演出家はもちろんのこと、企画、照明、音響、美術、劇場などに携わる大勢のスタッフの力が合わさることではじめて、舞台芸術となり私たちが目にするのです。写真として記録するということは、その舞台芸術をカメラマンが好き勝手に切り取るようなものです。

 この仕事は舞台芸術への熱い想いと尊敬と、なによりも謙虚な気持ちを持って臨まなければいけません。そうでなければ、カメラマンの独りよがりになってしまいます。その意味で、ファインダー越しに垣間見た世界が写真展会場に再現できていれば、これ以上の喜びはありません」

この文を読み返しながら・・・ ご冥福をお祈り申し上げます。                              記・写真:竹上正明                                                                         

 

約250点を展示。菅家令子会員のアートギャラリー

新潟市在住の菅家会員が、自身の写真や油彩作品を展示する「菅家令子アートギャラリー」を開いています。

開設のきっかけは、「作品を保管する場所が足りず、仕事場の壁に掛けたこと」だそう。思いがけずギャラリーのような雰囲気になったことから、そのままアートギャラリーとして公開がスタートしました。 

 現在、約250点の写真および油彩の作品が展示されており、将来は、写真と油絵それぞれの作品展を、年2回のペースで企画したいとのことです。

 「ぶらっと遊びに来ていただければ嬉しいです」と菅家会員。お近くにお越しの際は、訪ねてみてはいかがでしょう。

 

菅家令子アートギャラリー

新潟市西区寺尾東1-5-37

電話:025-378-0789

菅家会員HPhttp://www.ryokokanke.com

※来訪の際は事前に連絡をお願いします

 

棚井文雄会員の作品が、ニューヨーク近代美術館(MoMA) に収蔵

 MoMA(モマ)の愛称で知られる近現代美術の殿堂、ニューヨーク近代美術館。

 棚井文雄会員の作品は、これまで「New York Tales」、「Shades of Cities」、「SPIRITS of PAPYRUS」の3シリーズが収蔵されていましたが、今回、新たに「NUCLEAR CITY」もコレクションされました。

  今後、アート関係者、教育者などが閲覧出来るようになるとのことです。

※写真は、「Shades of Cities」 「New York Tales」より

米山悦朗会員の作品が、岡谷蚕糸博物館で常設展示に

 2015年2月、神楽坂にあるギャラリー「えすぱす ミラボオ」において、米山悦朗さんの作品展「KINU「絹」−カイコから糸へ−」が開かれました。このたび、そのなかの20点が、同年4月25日より長野県岡谷市の岡谷蚕糸博物館に常設展示されることになりました。

 今後、これに引き続き「ウズベキスタンの絹」「安曇野の天蚕」をテーマとする米山さんの作品が、順次展示される予定です。

 岡谷蚕糸博物館は諏訪湖のほとりにあり、日本における絹の歴史を振り返る貴重な展示物をはじめ、期間限定の企画展、ワークショップなども楽しめる、世界にも類を見ないユニークな博物館です。お近くにお越しの際はぜひご観覧ください。

 

岡谷蚕糸博物館

開館時間:午前9時~午後5時

休館日:毎週水曜日(祝日を除く)、祝日の翌日、年末年始

〒394-0021 長野県岡谷市 郷田1-4-8

TEL:0266-23-3489

http://silkfact.jp/